第26章・A AIMED BOND OF CONFIDENCE2010-04-26 Mon 06:47
お待たせしましたー!! なんて、そんな方がいらっしゃるかどうか??? 漸くデータが復旧し、今日からまた更新できそうです。 新たな気持ちで、どうぞヨロシク。 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 ファラミアを吊り上げていた縄が切られると、 ドサッと、音を立てて、ファラミアの体が地面に落ちた。 意識を失っているのか、落ちた体勢のまま動かない。 賊の一人が、ファラミアを引き摺り起こそうと、 その腕に手を掛けた。 その時、ファラミアのもう一方の腕が素早く動くと、 男の腰から剣を引き抜いた。 刃が付いた、よく切れる剣だ。 ファラミアは気絶しているものと油断していた賊は、 その動きに、呆気に取られて、後ずさりした。 ファラミアは、柱に寄りかかりながら、必死に立ち上がると、 エオウィンを拘束していた縄を、一気に切った。 長い間、後ろ手に縛られていたエオウィンが、 動きの悪い腕を、痛そうにさすった。 ファラミアは、エオウィンの動きが戻るまではと、 数歩前に出て剣を構え、敵を威嚇する。 遂さっきまで、今にも死にそうなほど、弱って見えた夫が、 今は、別人の様に、しっかりと立ちはだかっている。 あれは、敵の目を眩ます為の演技だったのかと思えるほどに、 夫は、頼もしく、力強かった。 「エオウィン!」 ファラミアは、エオィンが回復したと見るや、 賊から奪い取った剣をエオウィンに投げた。 エオウィンは、その剣をしっかりと受け止めると真っ直ぐに構えた。 普通の男ならば、姫君ともあろう女性に、剣など託しはしない。 しかし、ファラミアは、下手なプライドや意地に捉われる事無く、 今の状況を合理的に判断する男だ。 剣の腕も含めて、ファラミアは、私の全てを認めてくれている。 その事が嬉しかった。 エオウィンは、傷ついたファラミアを庇うように立った。 「殿!大丈夫ですか。」 返事は帰って来なかった。 さっき、賊から剣を取り上げる為に使った力が、 きっと、僅かに残っていた最後の力だったのだろう。 もう、言葉一つ返すだけの力もないファラミアの体が、 エオウィンの後で、ずるずると、蹲っていくのがわかる。 普通の女ならば、賊に捕らわれ、怖い思いをしたならば、 それだけで気が動転し、助けに来た男に縋りつくだろう。 しかし、エオウィンは、嘗ては盾持つ乙女といわれ、 ナズグルさえ倒した勇気ある女だ。 ファラミアは、エオウィンの気丈さに感謝した。 この際、男だの女だのと言ってはいられない。 何としても、ここを切り抜けなければならなかった。 せめて、エオウィンだけでも、ここから逃がしてやりたかった。 「さてと、お姫様、お遊戯はそろそろ終わりにしよう。」 「何ですって。 私を女だと思って、馬鹿にしないで。」 「馬鹿になど、しておりませんよ。 ここまでの勇気、大した物です。 ですが、もう直ぐ日が暮れる。 我らに残された時間は、残り少ない。 貴女の剣のお相手をしている暇はないのですよ。 言っている事がわかりますか。」 「・・・私たちを、帰してくれると。」 「物わかりのいい方だ。 ごちゃごちゃと、説明しなくても済むのは、ありがたい事です。」 突然の幕切れに戸惑いながらも、 エオウィンは、自分たちの命が助かったのだと理解した。 命を取るわけでもなく、金を要求するわけでもなかった。 賊の目的は、今になってもよくわからないが、 今は、ここから逃げる事が肝心。 「ファラミア様!」 エオウィンは、剣を構えたまま、声を張り上げた。 「殿、歩けますか。」 背後にいるはずのファラミアからは、動く様子も、 いや、息をする気配さえも伝わっては来ない。 過ぎる不安に、泪が溢れそうになるのを、必死で堪えた。 「無理だろうなー。 あの体じゃ、立ち上がることさえ、出来はしないさ。」 目の前の賊は、又笑った。 PCが壊れるって話はよく聞きはますが、実際に自分のところで起きるなんて! メーカーのサポートセンターではほぼ絶望的だったデータの復旧が、町のパソコン専門店で復旧でき、 うれしい限りです。 しかし、新しい環境での動作はわかりずらく、見にくい。 しばらくは、思うように動かないPC君と、ゆっくり付き合いながら、慣れていきたいと思います。 テーマ:自作小説(二次創作) - ジャンル:小説・文学 |
コメント
パソコンのデーター、無事復旧できて
よかったですね。安心しました。 2010-04-26 Mon 10:51 | URL | NIMA [ 編集 ]
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