イシリアンの風

「ロード・オブ・ザ・リング」より ファラミア中心の二次小説サイト 今更って・・・気にせずに・・・

第26章・A AIMED BOND OF CONFIDENCE


お待たせしましたー!!
なんて、そんな方がいらっしゃるかどうか???
漸くデータが復旧し、今日からまた更新できそうです。

新たな気持ちで、どうぞヨロシク。

〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜 〜〜〜〜〜



ファラミアを吊り上げていた縄が切られると、
ドサッと、音を立てて、ファラミアの体が地面に落ちた。
意識を失っているのか、落ちた体勢のまま動かない。


賊の一人が、ファラミアを引き摺り起こそうと、
その腕に手を掛けた。
その時、ファラミアのもう一方の腕が素早く動くと、
男の腰から剣を引き抜いた。

刃が付いた、よく切れる剣だ。
ファラミアは気絶しているものと油断していた賊は、
その動きに、呆気に取られて、後ずさりした。
ファラミアは、柱に寄りかかりながら、必死に立ち上がると、
エオウィンを拘束していた縄を、一気に切った。
長い間、後ろ手に縛られていたエオウィンが、
動きの悪い腕を、痛そうにさすった。
ファラミアは、エオウィンの動きが戻るまではと、
数歩前に出て剣を構え、敵を威嚇する。

遂さっきまで、今にも死にそうなほど、弱って見えた夫が、
今は、別人の様に、しっかりと立ちはだかっている。
あれは、敵の目を眩ます為の演技だったのかと思えるほどに、
夫は、頼もしく、力強かった。

「エオウィン!」

ファラミアは、エオィンが回復したと見るや、
賊から奪い取った剣をエオウィンに投げた。
エオウィンは、その剣をしっかりと受け止めると真っ直ぐに構えた。

普通の男ならば、姫君ともあろう女性に、剣など託しはしない。
しかし、ファラミアは、下手なプライドや意地に捉われる事無く、
今の状況を合理的に判断する男だ。
剣の腕も含めて、ファラミアは、私の全てを認めてくれている。
その事が嬉しかった。
エオウィンは、傷ついたファラミアを庇うように立った。

「殿!大丈夫ですか。」

返事は帰って来なかった。
さっき、賊から剣を取り上げる為に使った力が、
きっと、僅かに残っていた最後の力だったのだろう。
もう、言葉一つ返すだけの力もないファラミアの体が、
エオウィンの後で、ずるずると、蹲っていくのがわかる。

普通の女ならば、賊に捕らわれ、怖い思いをしたならば、
それだけで気が動転し、助けに来た男に縋りつくだろう。
しかし、エオウィンは、嘗ては盾持つ乙女といわれ、
ナズグルさえ倒した勇気ある女だ。
ファラミアは、エオウィンの気丈さに感謝した。
この際、男だの女だのと言ってはいられない。
何としても、ここを切り抜けなければならなかった。
せめて、エオウィンだけでも、ここから逃がしてやりたかった。

「さてと、お姫様、お遊戯はそろそろ終わりにしよう。」

「何ですって。
私を女だと思って、馬鹿にしないで。」

「馬鹿になど、しておりませんよ。
ここまでの勇気、大した物です。
ですが、もう直ぐ日が暮れる。
我らに残された時間は、残り少ない。
貴女の剣のお相手をしている暇はないのですよ。
言っている事がわかりますか。」

「・・・私たちを、帰してくれると。」

「物わかりのいい方だ。
ごちゃごちゃと、説明しなくても済むのは、ありがたい事です。」

突然の幕切れに戸惑いながらも、
エオウィンは、自分たちの命が助かったのだと理解した。
命を取るわけでもなく、金を要求するわけでもなかった。
賊の目的は、今になってもよくわからないが、
今は、ここから逃げる事が肝心。

「ファラミア様!」

エオウィンは、剣を構えたまま、声を張り上げた。

「殿、歩けますか。」

背後にいるはずのファラミアからは、動く様子も、
いや、息をする気配さえも伝わっては来ない。
過ぎる不安に、泪が溢れそうになるのを、必死で堪えた。

「無理だろうなー。
あの体じゃ、立ち上がることさえ、出来はしないさ。」

目の前の賊は、又笑った。




PCが壊れるって話はよく聞きはますが、実際に自分のところで起きるなんて!

メーカーのサポートセンターではほぼ絶望的だったデータの復旧が、町のパソコン専門店で復旧でき、
うれしい限りです。
しかし、新しい環境での動作はわかりずらく、見にくい。
しばらくは、思うように動かないPC君と、ゆっくり付き合いながら、慣れていきたいと思います。

テーマ:自作小説(二次創作) - ジャンル:小説・文学

BOND  ・ | コメント:1 | トラックバック:0 |
<<第27章・A AIMED BOND OF CONFIDENCE | ホーム | 第25章・A AIMED BOND OF CONFIDENCE>>

コメント

パソコンのデーター、無事復旧できて
よかったですね。安心しました。
2010-04-26 Mon 10:51 | URL | NIMA [ 編集 ]

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

| ホーム |